リスク検査

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リスク検査

2020/06/07

簡単にわかるリスク検査

「虫歯になりやすい」とか「歯周病が進行しやすい」あるいは「口臭が気になる」という様々な悩みを抱えて生活している方は多いと思います。

ではなぜ虫歯になりやすいのか?原因は細菌数なのか唾液なのか?本当に口臭が強いのか?などを測定する器械は色々あります。

今回は実際に当院で使用してきた器材を紹介します

RDテスト

虫歯の細菌数を調べる

唾液を採取し虫歯の原因菌数を測定することによって、虫歯に罹りやすいか予測する測定法です。

37℃15分の培養で結果がわかるので1日で終了します。

小児では歯周病の検査が必要ないので安価なこの方法が今も有効です。

唾液の緩衝能検査

唾液の中和能力を予測する

唾液を採取しPhを調べることによって酸性であれば虫歯に罹りやすいと予測できます、

唾液の中和する能力が高い方は中性になります。

炭酸水や温泉のPhも多分測定できるので色々便利かもしれません。

歯周病原因菌数検査

歯周病菌数を測る

歯垢を採取し装置にかけて歯周病原因菌がどのくらいの数なのかを測定します。

15分程度で検査結果がわかり便利ですが、試験紙が高価なため当院では使用終了しました。

今でも販売しており使用している歯科医院もあります。

ただ色々な検査をすると時間がかかり唾液や歯垢を次々採取したりで負担もかかるので

当院では別の測定機器に変更しました。

新しいリスク検査装置

総合リスク検査装置の登場

数年前に「カリエスリスク」「歯周病リスク」「口臭」が一度に測定できる装置が登場しました。

あの(株)ライオンからSMT(アークレイのSiLL-Haと同じもの)という検査器が発売され、

上ようにバラバラだった検査が一度に行えるようになりました。

洗口吐出液を使用し検査器でたったの5分で

むし歯のリスク検査「むし歯原因菌数」「口腔内の酸性度」「唾液の緩衝能」

歯周病のリスク検査「白血球数」「タンパク質量」

口臭検査「アンモニア含有量」

の6項目がわかります、結果は見やすくグラフになっておりプリントアウトしてお持ち帰りいただきます。

6項目のどの数値が高いかで使うべきハブラシ、歯磨き剤を選定できます。

むし歯に罹りやすいのに歯周病予防を一生懸命やっていてもなかなか改善しません、

本当は口臭は気にするほどじゃなかった。ということもありました。

お口の中に器具を入れる必要なく、料金も1000円で済むので今はSMT検査に一本化しました。

治療とかは他院受けていて検査だけ受けたいという方も全然OKなので(その場合は診察料かからないので1000円だけです)ご興味のある方はご連絡ください。

※検査前の注意事項があるため飛び込みでの検査はできません。

※冬の寒い季節は正確な検査が行えないので実施いたしません。

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