4月からCAD/CAMインレーが保健適用になります
2022/03/21
注意することは
CAD/CAMの場合は金属修復よりも多く歯を削らなくてはなりません
詰め物タイプのインレーは幅2㎜以上必要で、
噛み合わせのくる上面では歯の山の部分を2㎜以上、谷の部分を1㎜以上削ります
従って若い方など歯の神経に近すぎて削れなかったり、咬耗などで歯の高さが低く削ると維持する部分が足りなくなったりする場合には金属かセラミックになります
できるのは単冠のみで、動揺歯固定など目的の連結冠や欠損補綴のブリッジには使えません
白色で金属色ではありませんが、ブロックを使うので歯とCAD/CAMの境目は見てわかるかもしれません、最も色が合うのはエステニアなど自費のハイブリッドです
CAD/CAMの届け出をしていない医療機関ではやっていません
CAD/CAMインレーを扱っていない技工所と取引している医療機関ではCAD/CAMインレーを出来ません
金属冠よりも脱離は少ないと思いますが、破折や変色はあります
金属冠よりも料金が高くなります
なお金属アレルギーなどある方にはチタン冠とチタン前装冠が保険でできるようになりました