口腔がん検診推進月間
2021/11/05
口腔がん検診推進月間
11月は口腔がん検診推進月間です
年間2万人が罹る口腔がんは
タバコ、歯周病、むし歯
歯列不正(抜歯後未補綴を含む)、入れ歯の金具などによる慢性的な舌への刺激
アマルガム、ウイルスなどにより罹患リスクが高まります
先進国全体では口腔がんで亡くなる方は減少していますが
日本では増加しています
その原因は歯科健診を受けている人が少ないためと言われています
1年に1回以上歯科健診を受けている人は
スウェーデン90%、アメリカ80%、イギリス70%であるのに対し
日本は僅か2%です
府中市には成人歯科健診がありますが5年に1回に減りました
口腔がんの大部分は舌や歯肉、粘膜などの表面に発生します
ですから早期発見しやすいのです
ステージ1か2で発見できれば5年生存率90%以上です
自覚症状が出た頃には往々にしてステージ4で5年生存率は50%にまで低下します
早期発見が非常に重要です
がんはステージ1から急に大きくなったりしません
年に1回以上は定期歯科健診や口腔がん検診を受けましょう
只今口腔がんの小冊子を待合室に置いてあります、ご来院のついでに1冊お持ちください